働く社員の声
導管維持グループ
TANAKA
工学部卒
2021年入社設備管理部
工学部卒
2021年入社
所属する設備管理部は、ガス導管をはじめガス供給に必要な設備の維持管理により、ガスの安定供給と保安の確保を担っています。工場から送られる都市ガスは、ガバナという整圧器で圧力を下げたうえで、お客さまのもとへお届けしています。ガバナは、供給エリア内に約400箇所に設置されており、それらの定期点検や異常発生時の対応を行うことが私の主な業務です。
ガバナには、地震時にガスの供給を停止させ、二次災害を防止する重要な役割もあるため、その設備に携わる責任を感じながら業務を行っています。
これまで書類で行っていた部門間の情報共有のクラウド化を提案し、実現できたことです。ガスの供給状況を監視する保安指令センターと所属部門の間では、ガバナの点検予定や異常発生などの情報を日々迅速に把握する必要があります。ツールの導入によって、情報の更新やチェックを外出先でも簡単にできるようになり、業務の効率化を実現できました。自らの提案が、部門間でのスムーズなコミュニケーションにつながり、達成感を感じました。
普段の現場での経験からも多くの学びがありますが、ガス事業者との交流会は、ガスの供給形態やデジタル化の取り組みについて新しい気づきが得られ、自身の業務を客観的に見直す成長機会になりました。
また、供給の業務に携わる女性社員の人数はまだ多くないため、同業他社の女性社員との交流はとても勉強になるとともに、刺激も受けました。今後も交流の機会には積極的に参加し、得られた情報を活かしながら組織の課題解決に挑戦していきたいと思います。
ガスをご利用いただいているお客様の暮らしを身近に感じながら働けることが、何よりの魅力です。当社は、ご家庭や企業、施設にガスを安定的に供給することで、生活や経済活動の基盤を支えています。これからの地域の活性化に向けた都市開発や商業施設の建設にも、エネルギー供給という面で貢献できます。普段の生活でも「ここでもガスが役立っているんだな」としみじみ実感することもあり、地域のインフラを守る広島ガスの一員として、私自身大きなやりがいと誇りを感じています。
ガス業界では、デジタル技術を活用した保安の向上や技能の継承の取り組みを進めています。所属部門もデジタル戦略推進部と連携してデジタルツールを活用した新しいガバナ点検の仕組みづくりを進めており、私も一員として携わっています。過去のデータを集積・活用することで、事前に異常発生の傾向を把握し、必要な部品の在庫管理を最適化できれば、さらなる安定供給と保安の確保につながると感じています。若手社員ならではの視点、考えを大切に、失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしていきたいです。