働く社員の声
計画グループ
IKEDA
理工学研究科卒
2014年入社家庭用エネルギー営業部
2020年
営業計画部
理工学研究科卒
2014年入社
私の所属する営業計画部は9部門あるエネルギー事業部のうちのひとつで、事業部全体の取りまとめを行う役割を担っています。業務は多種多様であり、ガス販売量の予算策定、ガス拡販のための新規施策の立案や実施、中期的な営業経費配分や目標件数の策定などです。
最近の新たな取り組みとして、一般住宅への家庭用燃料電池エネファームの導入促進によるCO2削減事業を企画し、2023年4月より開始しました。その後、コージェネ財団(一般財団法人 コージェネレーション・エネルギー 高度利用センター)主催の「エネファーム事例発表会」にて本事業に関する講演依頼をいただくなど、大きな反響を得ることもできました。
当社ではカーボンニュートラルの推進に取り組んでいますが、営業計画部として何ができるのかを部内の同期と話し合うなかで生まれた企画が、一般住宅への家庭用燃料電池エネファームの導入促進によるCO2削減事業でした。環境性に優れたエネファームを「※J-クレジット制度」を活用し普及拡大すれば、環境負荷低減に寄与できるのではと盛り上がり、一緒にやろうと着手しました。事業開始まではJ-クレジット制度の勉強や運用体制の構築、また、開始後は講演会などの外部対応で奔走する日々でしたが、同期と共に成し遂げたやりがいは格別で、喜びを分かち合いました。
※温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度。
入社してしばらく家庭用部門の営業に従事していましたが、当初は失敗を恐れ、前担当者の営業方法を模倣した営業を行っていました。ところが、ある先輩社員から「自由に、自分なりに考えてやってみろ」と言われ、これをきっかけに枠にとらわれることなく自らが考えて行動に移す能動的な営業へ切り替えました。
自分で考えて進めるので責任も伴いますし、失敗することもありましたが、なにより営業を楽しく感じることができました。部署が変わった今も“自由に、自分なりに考える”ことで、充実した社会人人生を歩んでいます。
現在は、電気・ガスの小売は自由化されており、お客さまは自由に購入先を選ぶことができる時代です。環境変化に柔軟に対応できるよう、新聞記事やSNSなど情報収集は重要で、常にアンテナを張りめぐらしています。幸い、営業計画部は業務の性質上、毎日多くの情報が集まってくるので、一つひとつに目を通し、最新動向をキャッチアップしています。そうしたさまざまな情報を、新たなチャレンジに役立てています。
カーボンニュートラル達成に向けて、ガス業界もカーボンニュートラルな都市ガス供給やCO2クレジットの創出・活用、次世代エネルギーと期待されるメタネーション技術確立に向けた取り組みなど、動向が激しくなってきています。
今後、そういった動きに広島ガスが適応していけるよう、新たな取り組みにチャレンジしていく仕事に携わっていきたいと思います。