広島ガス採用TOP 新卒採用 働く社員の声 [製造] 山本 健志

働く社員の声

製造
廿日市工場
生産管理グループ
山本 健志
TAKESHI
YAMAMOTO

理工学研究科卒

2015年入社
廿日市工場
2017年
海田バイオマスパワー(株)出向
2022年
廿日市工場

現在の業務内容について
教えてください

 生産事業部は、唯一のLNG(液化天然ガス)船受入可能な廿日市工場を含む3つの工場で構成されており、インフラ事業として一番重要な都市ガスと電力の製造を担っています。
 その中で、私は廿日市工場で、主に3つの業務に携わっています。まず1つ目は電力事業の検討です。内容は幅広く、最近では、工場から廿日市の特定地点への送配電事業と、工場内にある発電機の余剰電力活用の運用検討に取り組んでいます。2つ目は工場のDX推進です。全社的な会議への出席や方針の検討、さらにはツール活用の教育も担当しています。そして3つ目が、LNG船業務。工場で受け入れたLNG輸送船の積載燃料についての計量業務と輸入の申告に関わる対応を行っています。

これまでに直面した課題と、
それをどのように解決しましたか

 これまで廿日市工場内の発電設備は省エネルギーに向けた取り組みの一つとして運用されてきました。しかし、小売電気事業への参入に伴い、唯一の自社電源として重要視され、運用を一から検討し直すことになったのです。
 また、世界情勢の影響により、エネルギー市場も大きく変化し、資源価格の高騰や燃料途絶リスクをどうやって抑えるかも課題となりました。その中で行った社外関係者との交渉では、先方の立場に寄り添いながら当社の条件をわかりやすく伝え、交渉を重ねることで、好条件を引き出すことに成功しました。この時は、大きな達成感も味わえました。

入社当時、
あなたを成長させてくれた
上司または先輩について

 入社2年目で出向した会社の上司の「与えられた仕事をこなすのではなく、なぜその仕事をするのか考えながら働きなさい」という言葉は、今でも頭に焼き付いています。
 それまで、定例的な業務を淡々とこなすことが多かったなかで、新しく発電所の建設や設計という業務を任された際に、業務の本質を理解しながら取り組むようにという助言でした。当然のようですが、言われた時はハッとしました。言われたからただやるのではなく、このためにやっているという目的意識をもって業務に取り組むことを、現職場に異動後も意識しています。

変化の激しい時代に、
どのように自身を
アップデートしている?

 日々、新聞各紙を中心に、多数のニュースをチェックするようにしています。そこで目にする世界情勢や経済動向などに対して、起きた事象だけに留まらず、どのような原因や背景があったかを読み取ることを意識しています。
 また、各事象が自社にとってどのような影響をもたらすのかということも考えるようにしています。課題の発見や、重要な関わりがあるケースであれば、対応策をはじめとした次のアクションプランまでも検討してみるなど、深掘りすることで観る力を養っています。

3年後、5年後、どんな仕事を
していたいと思いますか?

 都市ガスを主な事業としていた当社も、電力自由化に伴い事業拡大を行うなか、太陽光や水力、バイオマスなど再生可能エネルギーを用いた電力事業にワクワクしています。この新たに始動した電力事業を、会社を支える一つの事業に育てていくことに携わっていきたいと強く願っています。「このまち思い」のエネルギーを通じて、お客さまの生活を支えることが私たちの使命だと考えています。
 また、広島は私にとって地元でもあります。広島の街や人々の幸せを何よりも、誰よりも考える企業の社員として、既存の枠組みにとらわれることなく、尽力していきます。

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就活生への
メッセージをお願いします

 就職活動は、これまでの自分を見つめ、新しい未来の自分を見つけるとても貴重な時間だと思います。皆さんの輝かしい人生にぴったりの会社に出会えることを願っています。
 数ある会社のなかでも、広島ガスは持続可能なエネルギー社会に貢献しながら、広島を中心とした大切なお客さまの生活を支え、豊かにすることに取り組む、社会貢献性の高い会社です。共に挑戦する仲間をお待ちしております!