停電時発電継続システム
停電発生時にエネファームが発電している場合、エネファームが発電を継続して、電気とお湯を供給します。さらに、停電中にエネファームが停止した状態でも、外部電源を使用することで起動が可能です。
- 停電時専用コンセントが使用可能になります。使いたい電気製品のプラグを停電時専用コンセントに接続してください。
- 停電した時にエネファームが発電していない場合は、発電継続機能は働きません。
- 都市ガスと水道が供給可能な状態にあり、リモコンで「停電発電入」になっていることが必要です。
- すべての市販の蓄電池、発電機での起動を保証するものではありません。
なお、起動可能な条件の目安は、(電圧AC101V±6V、出力1kW以上、容量0.5kW以上)です。
(株)ウェザーニューズからの情報で、
停電に備える
停電そなえ発電(自動切り替え)
停電リスクを自動で取得し、「停電そなえ発電」へ自動で移行
ネットワークを経由して、台風や暴風雨などの停電リスク予測情報を受信した時に、自動で「停電そなえ発電」に切り替わります。
1. 自動で「停電そなえ発電」に切り替わります。
2.「停電そなえ発電」を開始し、停電が発生したら、
停電発電に切り替わります。
●「停電そなえ発電」 自動切り替えのイメージ
- 発電停止状態から発電開始まで、約40分かかります。
- グラフは一例であり、実際の電気・お湯のご使用状況によって異なります。
- 停電そなえ発電の自動切り替えは、ネットワーク関連初期設定を開始してから10年間のご利用が可能です。
- 停電そなえ発電は停電時の発電を保証するものではありません。
- 自動で停電そなえ発電に切り替わっても、実際に停電になるとは限りません。
- 停電そなえ発電を開始するためには、都市ガス・水道・系統電力が供給状態であることが必要です。
停電そなえ発電(手動切り替え)
急な気象変動、計画停電などの想定できる停電に備える
「発電設定」スイッチを3秒以上長押しすることで、停電そなえ発電に切り替わります。
停電時にエネファームの電力を
ご利用いただくための注意事項
停電した時にエネファームが発電していない場合は、発電継続機能は働きません。
エネファームが継続発電しないパターンの例
- 都市ガスと水道の供給が停止している場合
- お客さまのリモコン操作(発電切(お出かけ停止))により運転を停止させている場合
- 台所リモコンの「停電発電モード設定」が「停電発電切」になっている場合
- 故障診断をしている場合など
継続発電運転に切り替わった後、
電力を継続的に有効利用いただくために以下の点にご注意ください。
- 最大500Wの電力を使用できます。ただし、エネファームで消費する電力や貯湯ユニットへ供給する電力も含みます。
500Wの電力を使用できるまで、最長約10分かかることがあります。
- 使用電力(リモコンの「消費電力」の表示)がエネファームの発電電力以下となるように、電気機器の使用量を調整してご使用ください。
- 消費電力の大きな電気機器(電子レンジやヘアドライヤーなど)や、一時的に大電流が流れる電気機器(洗濯機など)は使用できません。
→使用電力を減らす設定(扇風機の強→弱など)ができる電気機器は、設定を変更してご使用ください。設定が変更できない電気機器は、使用できませんので、他の電気機器をご使用ください。
- 冬季にはエネファームが凍結予防運転に入る場合があります(リモコンにアイコンが表示されます)。その場合、停電時専用コンセントから使用できる電力が少なくなります。
- 停電発生後、リモコンの「浴室排水設定」を「入」にすると、発電を長時間継続できます(貯湯タンクのお湯を浴槽に排水します)。
- エネファームは、最長8日間発電を継続(自立運転)できます。それ以降は、停電が復旧するまで発電できません(8日間発電を継続した後は、機器保護のため発電を停止します)。
- 電源が切れると生命、財産に損害を受ける恐れがある機器には接続しないでください。