働く社員の声
技術グループ
KATAOKA
先端物質科学研究科卒
2018年入社業務用エネルギー営業部
2020年
産業用エネルギー営業部
先端物質科学研究科卒
2018年入社
製造業を中心とした企業に向けて、都市ガスや液化天然ガス(LNG)の販売量増加・維持を図る産業用エネルギー営業部は、新規と既存の取引先に応じた2つのグループが存在し、私は既に当社と取り引きいただいているお客さまを担当しています。
業務内容は、他燃料から都市ガスへの転換や設備・機器の更新に関するご提案をはじめ、お客さまごとに締結しているガスご利用契約の更新交渉を行っています。担当するお客さまは、車や船、食品など、ものづくりに携わる企業が多く、ものづくりを行うためのインフラを陰ながら支える現在の仕事に魅力を感じています。
先輩社員と2名体制で超大口需要のお客さまの担当になったことです。入社2年目の担当当初は、先輩社員のサポート業務が中心でしたが、その後数年して私一人で担当することになりました。当社の売上に大きく関わるお客さまでしたので、「自分で本当にいいのか」と、もちろんプレッシャーは感じました。
しかし、プレッシャーよりも、大切なお客さまを会社から任せてもらえた嬉しさの方が大きく、その期待に応えようとお客さまからの信頼獲得に全力で励んできました。そして、社内の重要資料で、担当する企業名が記載されているのを見ると、自分の頑張りが会社に貢献につながっていることを実感しています。
当社のガスの供給量には当然限りがあるため、お客さまへのガス増量提案の規模が大きくなると、提案先以外のお客さまに対するガス供給量の配分を検討する必要も出てくるなど、ひとつのお客さま先への提案が営業活動全体に影響を与えることもあります。その際は、自分の担当先だけを優先するのではなく、会社全体の利益や、担当以外のお客さまの需要規模を考慮するなど、多角的な視点を持ちながら業務に取り組む姿勢が身につきました。
また、大規模なお客さまともなると複数の案件が同時に進行することもあり、納期から逆算してものごとを進められるようになってきたと思います。
メンターとして仕事を教えてくださった先輩は、お客さまのご要望に寄り添う姿勢を大切にされ、お客さまと当社の橋渡しに尽力されていました。その姿は、学生時代の「営業って会社が売りたいものを売るんでしょ?」という思い込みをガラリと変え、自分の営業スタイルにも取り入れるようになりました。
お客さまへの都市ガスの供給は、お客さまとの永続的な関係が続くことを意味します。私もお客さまに寄り添い続け、事業発展に資する提案ができるよう努力していきます。
グローバルな展開をされているお客さまは、CO2排出量の削減や環境保全に対する意識が非常に高く、脱炭素につながる技術や設備に関するお問い合わせやご相談も増えてきています。
当社でも、一般のご家庭へのグリーン電力の供給や、脱炭素化に向けた産学連携の技術研究、さらにはカーボンニュートラルLNGの導入など、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを積極的に行っています。もし、当社で都市ガスの脱炭素化に向けたプロジェクトが始まった際には、ぜひ参画したいと思っています。